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19:34:08

旅立ち

眩しい光が目に入ってくる。
朝だ。
眠い目を擦り、伸びと欠伸をして、ベッドから降りた。
今日は旅立ちの日だ。
ゼスはそのことを思い出すと、まずは着替えた。
布の服を着て、ズボンを穿き、ベルトを付け、そのベルトにイーセレヴァスを右側に着けた。
そして荷物を持ち、ドアを開けた。
それから朝食を食べに、台所へ行くと、テーブルには食事が並んでいた。
目の前には母の姿がある。
父親の姿はない。
もう仕事へ行ったのだろう。
王宮の兵士は意外と朝が早い。
「おはよう。」
母がゼスに気付いて言った。
続いてゼスも言い返す。
「さあ、朝食をお食べ。」
「うん。」
ゼスは椅子に座り、目の前にある料理を食べた。
全て食べきると、母は何かを包んで持ってきた。
「父さんから聞いたわ。はい、これは弁当よ。昼にでも食べなさい。」
ありがとう、と言って、ゼスは受け取る。
「それから・・・」
母は、棚の上から何かを取り出した。
「これは、ウィングナイフといって魔力の篭ったナイフよ。通常攻撃もできるけど、振りかざして風を起こすことが出来るわ。
これがあれば、魔法の使えないあなたでも、扱えるでしょ。」
母は、そのナイフをゼスに渡した。
それは、先端が銀でできている意外は、普通のナイフであった。
そしてさらに、小さな包みをゼスに渡した。
「これは父さんから、お金が入っているわ。」
ゼスはそれも受け取って、ありがとう、と言った。
母は首を振って、いいのよ、と言った。
そして、ナイフは左側のベルトに、弁当とお金を袋に閉まった。
そして玄関へと向かう。
扉を開けて、外に出る。
太陽に光が眩しかった。
天気は快晴で、気温も丁度いい温度だった。
辺りを見渡し、方向確認して、ゼスは国境方面へと向かった。
途中で非常食を買い忘れていたことに気付き、店に寄って非常食を買った。
それから歩いていくと、首都アレオバルナから抜け、草原へと出た。
草原は、辺りが見渡せるほど広く、後ろには城と町が見える。
前には、小さい建物が遠くに見える。
あそこが国境だ。
この草原には、凶暴な動物や、はぐれた魔物が襲い掛かってくることがある。
そのため、商人は傭兵を雇って国境へと向かうのだ。
だが、ゼスは一人で向かうことにした。

ゼスは、なんとか日が暮れる前に、国境へ辿り着くことが出来た。
途中、魔物が襲い掛かってきたりしたが、ナイフで攻撃していき、魔物たちを倒していった。
国境に着くと、王宮の兵士らしき人が何人か立っていた。
すると、一人の兵士が話しかけてきた。
「よう、坊主、こんな所まで来て、どうしたんだ?」
彼は、父の職場の知り合いで、ゼスもよく会ったことがある。
すると、今度はゼスが口を開いた。
「俺はこれから旅に出るんだ。通してくれないか?」
ゼスの言葉に、途惑う兵士。
「どうしたんだ?家出か?」
焦りながら兵士はゼスに聞く。
「違う、父の許可は得たから。これから、他の国々を旅したいんだ。」
「あのフェイルスさんがねぇ、でも、国境は魔導壁が張られてるんだ。危険だぞ。」
兵士はそう言って、魔導壁が張られている方を指差した。
「わかってる。通れるかどうか、試させてくれないかな?」
その言葉を聞いて、兵士はしばらく考え込む。
しばらく経ってから、兵士は口を開いた。
「いいだろう。だが通れないと思うぞ。」
そして、魔導壁の方へゼスを連れて行った。
「ありがとう。」
「お礼などいい。向こうへ渡らせたわけじゃないんだから。」
「じゃ、行くよ。」
ゼスが魔導壁に足を踏み込む。
凄い衝撃が、ゼスの体を襲う。
まるで、後ろに重力が掛かっている感じだ。
だが、ゼスが少し絶えていると、その力は徐々に失われていった。
ゼスはその瞬間を狙って、一気に前へと走った。
すると、魔導壁を一気に抜けることが出来た。
ゼスは、ふぅっ、と溜め息をついた。
それを見ていた兵士は、本当に魔導壁を抜けたゼスを見て、驚いていた。
ゼスは、その兵士に振り返り、お礼を言った。
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